銘柄分析の方法(ファンダメンタルズ)

POINT

  • 見るべき指標や具体例についてのメモ.
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企業やセクターの比較する際には,各種「指標」を用いると便利です.

私自身が「こう使うと良いのではないか」と思う方法についてまとめます.

概要

  • 指標の使い方:「比較」に用いるのが基本.
    • 銘柄・セクターの特徴を調べる際に用いる.
    • 投資先の選定で迷った際の比較に用いる.
  • 指標を用いた銘柄選定方法の例
    1. 成長率でスクリーニング→各種指標を比較して絞り込む
    2. 注目セクターを決定→各種指標を比較して絞り込む
    3. 著名投資家のポートフォリオに着目→各種指標を比較して絞り込む

指標

銘柄の
  • 成長性
  • 割安性
  • 収益性
  • 安全性
を比較する際に使われる指標を整理します.

成長性

割安性

PER

PBR

収益性

投資効率を表す指標にROE, ROA,利益率があります.

ROE

ROEは投資効率を株主視点で表した指標です.
\begin{align}
\mathrm{ROE}
&=\frac{\text{当期純利益}}{\text{自己資本}} \\
&=\underbrace{\frac{\text{当期純利益}}{\text{売上高}}}_{\substack{売上高 \\ 当期純利益率}}
\times \underbrace{\frac{\text{売上高}}{\text{総資産}}}_{\substack{総資産 \\ 回転率}}
\times \underbrace{\frac{\text{総資産}}{\text{自己資本}}}_{\substack{財務 \\ レバレッジ}}
\end{align}


ROA

ROAは会社全体の投資効率を表した指標です.
\begin{align}
\mathrm{ROA}
&=\frac{\text{経常利益(など)}}{\text{総資産}} \\
&=\underbrace{\frac{\text{経常利益(など)}}{\text{売上高}}}_{\substack{売上高 \\ 〇〇利益率}}
\times \underbrace{\frac{\text{売上高}}{\text{総資産}}}_{\substack{総資産 \\ 回転率}}
\end{align}

利益率

  • 売上高総利益
  • 売上高営業利益
  • 売上高経常利益
  • 売上高当期純利益

効率性

資産に対する売上の大きさが大きいほど,投資効率が良いと言えます.ざっくり言えば,「PLの大きさ/BSの大きさ」が効率性を表しています.

回転率と回転期間

  • 総資産回転率$=\dfrac{\text{売上高}}{\text{総資産}}$
  • 売上債権回転期間$=\dfrac{\text{売上債権}}{\text{1日あたりの売上高}}$
  • 棚卸資産(在庫)回転期間
  • 仕入債務回転期間

安全性

自己資本比率

営業キャッシュフロー

注目度

外国人投資家保有割合

会社四季報には,外国人投資家の保有割合が記載されています(四季報の見方).私は,数期の間に外国人投資家の保有割合が増加しているか,減少しているかを参考にしています.

連続して増加傾向なら直近の株価上場に寄与すると考えています.但し,将来大量に売られて株価が下落するリスクも有ることも留意する必要があります.

銘柄選定の例

成長率に着目する

成長率上位の銘柄同士で指標を比較し,投資先を決めることを考えてみます.成長率と名がつく指標は色々あります.無料で入手できるデータとして,株探の「【営業増益率】ベスト100」があります.

セクターに着目する

M&A3社に着目して,成長率を比較してみます.
M&A関連企業
M&A関連企業(出典:株探

こうして比較してみると

  • どの企業も同じように売上高が増えるというわけではない.
  • 日本M&Aが毎年安定して売上高成長率を維持している(リーマン・ショック時でも).
といったことがわかります.一人勝ち(一人負け)しているところは個々に原因を調べる必要があります.

著名投資家のポートフォリオを参考にする

例えば,サイオン・アセット・マネジメントが保有する日本株のなかで有望なものを選ぶことを考えてみましょう.


参考文献/記事