読書メモの一覧です.
数学
Principles of Mathematical Analysis (Walter Rudin)
微積分についてすごくよくまとまった本です.簡潔ながらもわかりやすい議論の仕方に驚いた記憶があります.数学科の編入試験を受けるときに読みました.集合・位相入門 (松坂 和夫)
旧デザインのものを,学部2年生の頃,一生懸命読んだ記憶があります.細かいロジックに証明をつけながら読むと,とても勉強になります.ルベーグ積分入門 (伊藤 清三)
これも,旧デザインで読みました.全部は読まずに,RudinのReal and Complex Analysisを読み始めました.Real and Complex Analysis (Walter Rudin)
Rudinの2冊目.ルベーグ積分・測度論についても簡潔でわかりやすいです.最初の方だけでも読む価値があると思います.練習問題が難しいと評判です.ガロアの夢―群論と微分方程式 (久賀 道郎)
統計学
数学的厳密性ではなく「統計学を使えるようになること」に主眼をおいているものはこちらに分類しました.入門統計解析 (倉田 博史,星野 崇宏)
説明や議論の流れが上手く,読みやすい本でした.抽象的な確率論を学ぶ前に読んで,(例えば「確率変数」などの)具体的なイメージを掴むのにもってこいだと思います,証明を略して結果だけ使うスタイルで,ここまでわかりやすく書けるなんて!と感動しました.
物理
熱力学―現代的な視点から (田崎 晴明)
スピンはめぐる―成熟期の量子力学 新版 (朝永 振一郎)
物理とグリーン関数 (今村 勤)
物理と関数論 (今村 勤)
逆問題の考え方 結果から原因を探る数学 (上村豊)
意外にも物理の本でした!物理の教科書にはない独特のストーリーで,めちゃ面白かったです.説明がわかりやすくてスラスラ(土日で)読めました.物理史も面白いです.
— Notes_JP (@Notes_JP) October 25, 2020
- プランクがエネルギー量子を発見したロジック
- 量子散乱とS行列
- 量子散乱とソリトン(KdV方程式)の関係https://t.co/U8Izsy4KCI